吉田塁(よしだるい)

現所属・職位

東京大学 大学院工学系研究科 附属国際工学教育推進機構 工学教育部門 副部門長・准教授
東京大学 大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻(兼担)
株式会社 LearnWiz 取締役・共同創業者

略歴

200字程度(189文字)

東京大学大学院工学系研究科准教授。博士(科学)。専門は教育工学(アクティブラーニング、オンライン学習、ファカルティ・ディベロップメント)。東京大学教養学部特任助教、東京大学大学総合教育研究センター特任講師を経て、2020年より現職。訳書・著書に『学習評価ハンドブック―アクティブラーニングを促す50の技法』(監訳)、『教師のための「なりたい教師」になれる本』(共著)などがある。

300字程度(319文字)

東京大学大学院工学系研究科准教授。博士(科学)。専門は教育工学(アクティブラーニング、オンライン学習、ファカルティ・ディベロップメント)。東京大学教養学部特任助教、東京大学大学総合教育研究センター特任講師を経て、2020年より現職。訳書・著書に『学習評価ハンドブック―アクティブラーニングを促す50の技法』(監訳)、『教師のための「なりたい教師」になれる本』(共著)などがある。オンラインにおける意見交換プラットフォーム「LearnWiz One」を開発し、世界最大の EdTech コンペティション GESAwards 2021 研究開発部門にて世界大会優勝し、開発に携わった学生と起業。株式会社 LearnWiz 取締役・共同創業者。

これまでの歩み

大学の学部生のとき、プログラミングにハマり、ひたすらプログラミングをしていました。
そのため、卒業研究では、プログラミングを駆使した画像処理に関する研究をしていました。

そして、大学院生のときには、学部時代に培ったプログラミングの能力と経験を、生命現象の解明に活かしたいと考え、生体医工学(医学と工学の融合分野)の研究をしており、その分野の研究者になろうと考えていました。

同時期、大学教員を目指す大学院生のための教育プログラムである東京大学フューチャーファカルティプログラムを受講しました。
そのプログラムの中で行われる授業は、ただ教員が話して学生が聞く受動的な授業と異なり、教員と学生、学生同士が議論、協働する、学生が能動的に学べる双方向的な授業でした。
そのような双方向的な授業を初めて体験した私は、授業を工夫するとここまで面白くなり、深く学べるのか、と非常に感動しました。

これまで受けてきた教育に対して不満があった私にとって、教育が変わるかもしれない、変えられるかもしれないという機運を肌で感じ、教育の道も非常に魅力的に思えてきました。
そこで、心に火がついた私は、人生を賭して教育に従事したいと確信を得るに至り、教育の分野へ大きくキャリアチェンジを行いました。

現在は、より良い日本の教育に貢献するため、自身の専門性を活かして、教育工学、高等教育開発に関する研究・教育を行っています。

経歴

2003年4月 – 2006年3月 私立国際基督教大学高等学校
2006年4月 – 2010年3月 東京大学 工学部 システム創成学科(理科Ⅰ類 入学)
2010年4月 – 2012年3月 東京大学 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 修士課程
2012年4月 – 2015年3月 東京大学 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 博士課程
2012年4月 – 2015年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2015年4月 – 2015年10月 東京大学 大学総合教育研究センター 特任研究員
2015年10月 – 2019年3月 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 特任助教
2019年4月 – 2020年10月 東京大学 大学総合教育研究センター 特任講師
2020年11月 – 現在 東京大学 大学院工学系研究科 准教授
2022年6月 – 現在 株式会社 LearnWiz 取締役