本研究室では、掲げたビジョン・ミッション・バリューに基づきながら、教育工学の知見を活用・創出します。具体的には、教育現場で活用できるツール・システム(EdTech)や教育プログラムを開発し、それらを現場で活用・実践し、その結果を評価し、それをもとに改善することを通して、誰もが楽しく深く学べる環境を創出することを目指します。
本研究室に関連するキーワードを記載した後、具体的な研究テーマ例を記載します。研究室に入る学生はご自身が興味あるテーマを設定することもできるので、相談しながら進めていきましょう。
キーワード
- オンライン学習
- アクティブラーニング
- ファカルティ・ディベロップメント
- アントレプレナーシップ教育
- 大規模言語モデル
テーマ例
- オンラインにおける主体的な意見交換を促すプラットフォームの開発と評価
- 開発したプラットフォーム「LearnWiz One」が世界最大のコンペティション The Global EdTech Startup Awards(GESA)2021 の R&D Open Innovation 部門にて世界大会優勝(参考記事)。主に関わった学生が令和3年度学生表彰「東京大学総長大賞」を受賞し(参考記事)、本研究成果を活かして起業。国内最大級テック系ベンチャー起業支援プログラム「1stRound」、情報処理推進機構(IPA)による未踏的 IT 人材事業「未踏アドバンスト」に採択。「第7回IMS Japan賞」『最優秀賞』、「第19回日本e-Learning大賞」『ICT CONNECT21会長賞』受賞。(参考: 本研究室の取り組み LearnWiz)
- 大規模言語モデルによるエッセイ評価能力の検証
- 大規模言語モデルを活用した個別フィードバックシステムの開発と評価
- 生成AI時代における学習評価の検討
修士学生の研究テーマ例
- 大規模言語モデルによる多言語推論:数学タスクにおける比較研究(Multilingual Reasoning with Large Language Models: A Comparative Study on Mathematical Tasks)
- Impact of Prompting Strategies on Automated Essay Scoring Using Large Language Models