2022年3月18日20:00~21:00 に、学習者の主体性を引き出す新しい意見集約ツール LearnWiz One の使い方説明会を実施しました(開催の広報記事)。
この記事では、その開催報告と振り返りを記します。
概要
LearnWiz Oneは、その有用性から、世界最大の EdTech コンペティション GESAwards 2021 R&D 部門世界大会で優勝したオンラインツールです。
本ツールは一般に公開しております (https://one.learnwiz.jp/ ) ので、すぐに授業等で活用いただくことができます。
説明会では、基本的な使い方の説明に加えて、実際にツールの体験していただいたり、活用事例の紹介もさせていただきました。
今回は LearnWiz プロジェクトに参加してくれている学生の中條麟太郎さんがメインファシリテートを行いました。
資料(スライド・動画など)
アンケート
アンケート結果の一部をこちらに記載いたします。参加者およそ22名中12名の方が回答してくださいました(Zoom が15名、YouTube が7名程度でした)。
どのプラットフォームから参加しましたか
- Zoom で参加した 10名
- YouTube で参加した 2名
参加の形式を教えて下さい
- ただ聞くだけだった(聴講)0名
- 個人ワークで参加した 11名
ワークショップに関する評価をお願いいたします
- 大変良かった12名
- 良かった0名
- どちらともいえない0名
- 良くなかった0名
- 全く良くなかった0名
ワークショップの良かったところを教えてください
以下、全9件です。
- すごく実用的!すぐに授業で使いたいです!
- 他の参加者の意見がわかったところ
- 何より中條さんが楽しそうにイキイキと説明されていたので,明るい気持ちになりました.
- LearnWiz Oneの疑問点が解決できた。
- 2度目の参加です。初回でよくわからなかったところがあったので、このような定期的な実施がありがたいです。
- やはり最も大きいところは「使ってみたい」と思えるところです。
- いつでも質問でき、実際に自分で使ってみながら学べることです。
- 説明だけでなく、実際に使って機能や使い勝手を試してみることができた点です。使い方に関する他の方のアイデアがとても参考になった。特に、グループディスカッションの共有に使うというアイデアを共有した場面が印象に残っています。参加者が気軽に自分の発想を提示し、それを皆で共有できる喜びをライブで感じることができた。開発者である吉田先生と中條さんがこうした場面に遭遇することを本当に楽しんでいらっしゃる姿に触れて、このツールの良さを改めて感じました。
- 他の参加者との交流が,今回のテーマであるLearnWiz Oneを使う形で行われていたこと。
ワークショップの改善できるところを教えてください
以下、全3件です。
- ありません。すごく楽しいです!
- 中条さんのマイクが時々、マイクオンのままでした。裏側で吉田先生が質問が多くて慌てている声が聞こえてきました(笑)
- 吉田先生のマイクがオンのままだったからでしょうか、途中から、タイピングの音が結構入っていたので、中条さんの話す声が聞きづらい時がありました。あと、回答中にお二人のバックヤードでのやりとりが聞こえていました(意図的?)
LearnWiz One に関する評価をお願いいたします
- 大変良かった10名
- 良かった2名
- どちらともいえない0名
- 良くなかった0名
- 全く良くなかった0名
LearnWiz One の良かったところを教えてください
以下、全9件です。
- 見やすい画面構成、色合い
- すぐに使える!イメージがしやすい!
- 参加者の匿名性が担保されているところ
- 手軽に使える部分とアルゴリズムによって表示が調整されている点
- 意見のシェアがしやすいところ。ピアワークの素晴らしいツール。
- 匿名で声が拾えるところ、また、教育の場が最も軸になるのは承知しておりますが、職業人教育や社会の中で活用の場があるのではないかと思えるところでした。
- 匿名性があり、シンプルな使い勝手で、一人ひとりが自分のペースでありつつクラスメートから学ぶ機会があることです。それにより、参加意識が高まると思います。
- 話すよりも、書く方が気軽に意見を出せる。しかも、oral discussionよりも深い共有ができると感じられるところ。
- 最初は,他の人の意見の一部しか見られなくて大丈夫か,という気持ちがあったが,意見が大量に示されてもコメントしきれない。ちょうどいい量のコメントが提示されるというのは実は非常によい工夫であることがわかった。
LearnWiz One の改善できるところを教えてください
以下、全6件です。
- 使ってみてあらためて回答させてください
- 実際に授業で使うことを考えると,授業者として「どのようなアルゴリズムなのか」は理解しておく必要があると思います.アルゴリズムに関する解説の場や資料があれば是非教えてほしいです.
- 使いやすい
- トピックコード→どのように管理するのがべんりでしょうか?
- 特にないのですが、言葉使いとして「いいね」「人気順」がとっつきやすいと思いますが、SNS上での他人の評価が若者の中で社会問題となっていることも気になります。「なるほど」「共感順」とか何か表現を変えるのはどうかなとふと思いました。
- 久々にワークショプに参加しました。ベータ版で行われたワークショップでは、他者の意見を見るときに、主催者側の操作で、自分の意見の隣のコラムに他者の意見がパッと出てきたと記憶しています。今回のバージョンアップ版では、自分で他者の意見のタブをクリックして、プラス、次を見るのボタンを押さないと、他者の意見が見られない仕組みになっていたようなので、そのステップが少し面倒と感じたり、タブを押すのを忘れていて「まだ、他の人の意見が何も出ていないのかなあ〜」と他者の意見に気づかない場面もありました。
振り返り
最高評価の説明会になりました
中條さんがファシリテートする LearnWiz One の説明会は2回目でしたが、アンケートに回答してくださった方全員が説明会を「大変良かった」と最高の評価してくださっていました。私達自身も楽しく進められて、参加者のみなさまにとっても良い時間になったようで大変嬉しく思います。
LearnWiz One をライブで使う意義
アンケートにて「参加者が気軽に自分の発想を提示し、それを皆で共有できる喜びをライブで感じることができた。」といったコメントをみて、この文章にライブで LearnWiz One を活用する意義が多く詰まっていると感じました。
LearnWiz One は、気軽に自分の考えていることを発信してもらい、それらの意見を全体で共有しやすい環境を整えています。しかもそれをライブで使うことによって、喜びをリアルタイムに全員で共有できるところが強みだと感じました。このようなメリットがわかりやすいコメントいただき誠にありがとうございました。
おわりに
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
これからもより良い学びの環境を提供したいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。