M2の竹田さんが学習分析の国際トップ会議 LAK 25 で研究発表を行いました

吉田塁研究室 M2 の竹田悠哉さんが、The Fifteenth International Conference on Learning Analytics & Knowledge (LAK 25)でポスター発表を行いました。

  • Yuya Takeda, Yuta Tomokiyo, Yukihiro Murata and Lui Yoshida (2025) Strategic Networking for Venture Creation in University-Based Entrepreneurship Education

本研究は、​大学における起業家教育が、事業の創出に向けた戦略的なネットワーキングにどのように寄与するかを探究しています。​具体的には、学生が起業活動を行う際に、学内外のリソースや人脈をどのように活用し、効果的なネットワークを構築するかについて分析しています。この研究により、起業家教育の効果を高めるための戦略的ネットワーキングの重要性を示唆しており、教育者やプログラム設計者が学生のネットワーキング能力を育成するための指針を提供しています。​

【詳細】https://entredu-dace8d204160.herokuapp.com/

LAK 25について

Learning Analytics & Knowledge(LAK)は、教育における分析技術の役割と影響を探求する国際的な研究者ネットワークであるSociety for Learning Analytics Research(SoLAR)が主催する、学習分析の国際トップ会議で、​2025年3月3日から7日までアイルランドのダブリンで第15回目が開催されました。特に今回の第15回目は、SoLARの15周年を記念するもので、過去最大のフルペーパー投稿数と実務者からの投稿増加が見られ、学習分析分野の成長を示しました。

最後に

この研究は、本学のアントレプレナーシップ教育デザイン寄付講座の修了生・フル聴講生が参加することができる DICE(=Deeptech Innovation Community for Entrepreneurs) というコミュニティにおいて、竹田さんがグループメンバーとともに始めた研究です。吉田も構想段階からミーティングに参加し、意見交換を行いました。

同じ志を持つ学生たちが意義のある研究を行い、積極的に発表されたことをとても嬉しく思います。竹田さん、お疲れ様でした! また DICE の分析ということで、本研究をご支援くださった坂田 一郎先生に心よりお礼を申し上げます。