イベント「生成AIの最新情報の提供と生成AI講座の簡易ガイダンス」開催報告と振り返り

  • 2025年3月5日
  • 2025年3月5日
  • 報告

2025年2月28日20:00~21:00に、イベント「生成AIの最新情報の提供と生成AI講座の簡易ガイダンス」(開催の広報記事)を開催しました。この記事では、その開催報告と振り返りを記述します。

概要

ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な発展により、教育現場での活用可能性が広がっています。
本イベントでは、教育分野における生成AIの最新動向をご紹介するとともに、2025年3月2日に東京大学メタバース工学部で実施予定の「教員向け生成AI講座 ~基礎から応用まで~」(https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/junior/24aai/)に関する簡単なガイダンスを行いました。

資料(スライド・動画など)

発表資料

LearnWiz One: https://app.learnwiz.one/events/1674363471

アンケート

アンケート結果の一部をこちらに記載いたします。YouTube の最大同時視聴者数は 67名で、10名の方が回答してくださいました。

イベントの全体評価

イベントの良かったところを教えてください

  • アメリカの教育分野における成功事例を具体化していること
  • AIに関する直近の最新動向を知ることができた点
  • 最新の状況が理解できた。
  • 日曜日の内容の概略を知ることができました。
  • 最新情報を知ることができたこと,今度のイベントの内容が分かったこと
  • 3/2のイベントの心構え・準備ができた。質問に答えていただいた。
  • Youtubeライブの書式の工夫も素晴らしいですし、毎回大変楽しみに参加させていただいています。推論モデルについてもとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。
  • 3/2(日)のアジェンダが知れて更に興味が出てきました。
  • もりだくさんの生成AIに関する最新情報を約30分でまとめてくださった点

ワークショップの改善できるところを教えてください

  • 生成AIが複雑であること
  • 特にありません
  • ありません
  • Youtube動画とチャットでのコメント入力・回答とインタラクティブで面白かったです。今後もこのようなイベントがあれば、参加したいです。
  • 特に無し

今後扱ってもらいたい生成AI関連のテーマ

  • ChatGPT
  • AIを用いた教育・研修、研究、業務の事例や方法
  • 最新の状況の紹介を定期的に行ってもらいたい。検索AIについても扱ってもらいたい。
  • AI時代にふさわしい学びのあり方,授業の進め方
  • 大学における評価の方法、特に海外での評価の方法などの事例を教えていただけると嬉しいです。
  • 総合的な学習の時間などで中学校で地域の過去の世界を動画作成する場合など、生成AIで無料で使えるものはありますか?表現方法として、劇を行うように表現手段として動画作成できたらいいなと思いました。無料でできるものを教えてください。
  • 教育一般ではなく、科目ごとの活用事例紹介。
  • 今回の質問への回答で、初等・中等教育での影響のエビデンスが無いとのお話でしたが、今後研究で教育への影響エビデンスが得られたら、それに付いてのテーマでイベント開催していただけるとありがたいです。
  • リアルタイムにChatGPTとGeminiとCopilotを画面共有して、同じプロンプトでそれぞれの出力がどう違うのか見せてほしいです(いまさら感もありますが、、、)

振り返り

高い評価とフィードバックをいただきありがたく存じます

今回のイベントでは、多くの方々から高評価をいただき、誠にありがとうございました。特に参加者からいただいた「年齢と生成AIの関係性」についてのご指摘は参考になるものでした。この点についてはメタバース工学部における講座内容に反映させていただきました。
また、やはり生成AI関連の情報更新は早いため、適宜情報を共有することの重要性を感じております。

次回は3月末のコンパクト講座を実施予定です

3月2日に10:00-17:00で長時間の教員向け講座(https://www.meta-school.t.u-tokyo.ac.jp/junior/24aai/)を実施いたしました。月末のイベントでは、その内容をコンパクトにまとめて、より参加しやすい1時間の講座を実施する予定です。時間を短縮することで、お忙しい方々でも気軽に参加していただけるよう配慮いたしました。

簡潔な形式ながらも、生成AIの最新動向や実践的な活用法について凝縮した内容をお届けしたいと考えております。詳細な日時や参加方法については、決まり次第ご案内いたします。

おわりに

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
これからもより良い学びの環境を提供したいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

東京大学大学院工学系研究科 准教授/東京財団政策研究所 主席研究員 吉田塁