2021A 水曜5限 新たな EdTech を提案しよう・EdTech プロジェクト

授業名

本授業は,東京大学の新入生から博士学生まで全学生が受けられる授業(水曜5限)です(基本的にどの学部,どの研究科の学生も受けられます).学年によって授業名が異なっているため,ご注意ください.

  • (学部1~2年生)全学自由研究ゼミナール「新たなEdTechを提案しよう」
  • (学部3~4年生)創造的ものづくりプロジェクトⅡ「EdTechプロジェクト」
  • (大学院生)創造性工学プロジェクトⅡ「EdTechプロジェクト」

ここで,学部3~4年生か大学院生は,授業科目「創造的ものづくりプロジェクトⅡ」か「創造性工学プロジェクトⅡ」を履修することになりますが,それらの授業科目は EdTech プロジェクト以外のプロジェクトが数多くあり,それらのプロジェクトから1つないしは2つのプロジェクトを選ぶという形式になっていることご注意ください.そのため,UTAS で授業を確認する際は,「EdTech プロジェクト」では出てきません.UTAS で情報を確認したい場合,学部3~4年生は「創造的ものづくりプロジェクトⅡ」,大学院生は「創造性工学プロジェクトⅡ」のシラバスの中にある EdTech プロジェクトの記述部分をご参照ください.

授業の概要

本授業では,工学の教育への応用について学生が理解を深めることを目的に,EdTech(教育において活用する技術)や学習に関する知識を獲得し,最終的には自分たちになりに考えた新たな EdTech をプロトタイプと合わせて提案をしてもらいます.

授業は2部構成で,第1部「学習・教育に関する基礎知識を得る」では,EdTechに関する知識に加えて,学習観,アクティブラーニング,モチベーション,評価など学習に関する基礎知識と教育を提供する側である教員に関する基礎知識を学んでもらいます.その際,ただ話を聞く受動的な学習だけではなく,グループワークなどアクティブラーニングを交えて知識を獲得してもらいます.また,それぞれのトピックに合わせたEdTechのあり方についても検討してもらうことで,自分たちが開発・提案したいEdTechのイメージも持ってもらえるようにします.

第2部「EdTechを開発・提案する」では,まず既存のEdTechを各自簡単に調べてきてもらいクラス内で共有し,EdTechのイメージをより明確化して,各学生にアイデアを考えてもらいます.そのアイデアをベースにグループ分けを行い,プロトタイプを作ってもらい,中間発表,最終発表を行ってもらいます.ここで,グループではなく個人で取り組むことも許容します.また,プロトタイプを作ることから得られる学びは大きいため,実際に動作しないもの(モック)であっても良いので,プロトタイプを作ることは必須にします.できる人は,システムを組んでもらっても良いですし,最近はプログラミングなし(ノーコード)で開発することもできるので,そのようなサービスを活用してもらっても構いません.あまり推奨しませんが,最も簡単なプロトタイプ例としてはPowerPointでシステムの画面イメージを作るものが挙げられます.

特徴

  • 本授業では,学生と教員の対話,学生同士の対話から学べることが多いと考えるため,ペアワークやグループワークなどアクティブラーニングで学ぶ機会を多く作ります.
  • 本授業は,学部1,2年生向け授業「全学自由研究ゼミナール 新たなEdTechを提案しよう」,学部3,4年生向け授業「創造的ものづくりプロジェクトⅡ EdTechプロジェクト」,大学院生向け「創造性工学プロジェクトⅡ EdTechプロジェクト」として開講するため,学部学生から博士学生まで幅広く受講できます.学年が異なる学生との交流の場としても機能させたいと考えていますので,EdTechをキーワードに横と縦のつながりを作ってもらえればと思います.
  • HACK THE CAMPUS の関連講義となっています.詳しくは HACK THE CAMPUS の Web ページをご覧ください.

授業スケジュール(予定)

【第1部 学習・教育に関する基礎知識を得る】
10/6 第1回 ガイダンス
10/13 第2回 EdTech を知る
10/20 第3回 学習に関する基礎知識1(学習観,アクティブラーニング)
10/27 第4回 学習に関する基礎知識2(モチベーション,メタ認知など)
11/10 第5回 学習に関する基礎知識3(評価)
11/17 第6回 教員・教授法に関する基礎知識(教員の仕事,授業設計)

【第2部 EdTechを開発・提案する】
11/24 第7回 EdTechアイデアソン
12/1 第8回 グループ決めとワーク
12/8 第9回 グループワーク
12/15 第10回 中間発表
12/22 第11回 グループワーク
1/5 第12回 グループワーク
1/12 第13回 最終発表

評価

授業への参加度、中間発表、最終発表をふまえて、総合的に評価します.

注意

プログラミングの内容について授業する予定はないため,システムを動作する形で実装したい場合は,事前にそのような知識を学んでもらうか,授業と並行して勉強してもらえればと思います.細かなサポートはできませんが,参考情報を提示し,必要に応じてアドバイスはする予定です.