アウトライン思考法 ワークショップ編④ 実践2回目

2021年8月2日に実施したワークショップの反省を元に改善した設計とスライド資料(前回の記事)を元に,2021年8月16日に2回目のワークショップを実施しました.

ワークショップの基本情報

ワークショップに関する基本情報を以下のとおりです.

  • 時間: 2時間
  • 参加者: Web記事の作成に関わる学生と教職員 計8名
  • スライド資料: 東京大学 栗田佳代子先生と学生の中條麟太郎さんに設計に関して大きく関わってもらったので,最初に謝辞を述べています

アンケート結果

実施した結果,身内ということもありますが,匿名のアンケート結果における評価は再度高かったです(参加者8名中5名が回答).

  • 総合評価
    • とても良かった(5名),良かった(0名),普通(0名),良くなかった(0名),全く良くなかった(0名)
  • WS で学んだこと(全6件から2件抜粋)
    • 要素の構造をあらかじめ緻密に設計しておかないと文章を書くときにツラいことを実感しました.
    • 今までアウトラインを作成せずに、書きたいことをすべて羅列してそれらを矢印で結ぶことで整理していた。しかし、今回重要なことから順に親要素→子要素へとアウトラインを構成する方法を使ってみて、このほうが文章に起こす際のギャップが少なく負担が少ないなと感じた。また子要素を文レベルまで掘り下げるのは整理のためにとても重要だと感じた。
  • WS の良かった点(全5件から2件抜粋)
    • 実際に考えて手を動かしフィードバックしてもらうことで理解が深まったと感じた。
    • 実際に自分でアウトライン・文章を作成した上で悩み相談をしたので,自分の疑問点,悩みを正確に伝えることができ,かつアドバイスも実際にどうしたら良いのかがわかりやすかった.
  • WS の改善できる点(全2件)
    • 私は吉田先生からもフィードバックをいただくことができたが、他の人もフィードバックをもらいたかったのではないか。
    • ペアワークの途中で,何をすれば良いのかわからなくなる時があったので,「グループワークでやること」のスライドを共有しておくと良いかもしれません.

反省点はありますが,大枠としてかなり改善され,回答してくれた全員が最高評価をしてくれたこと,嬉しく思っています.この内容を学外の人にも学んでもらう取り組みを始めてみたいと思っています.

また,今回の WS では,ワーク途中やワーク後の全体共有の時に参加者の1人のアウトラインをベースに具体的なフィードバックを行いました.そのように公開メンタリングをしたのですが,そのときの内容が他の人にも参考になるかと思い,次以降の記事でその内容を共有したいと思います.