[4/23(土)19:00~] ワークショップ「学振申請書(DC1/DC2)を作ろう 実践編」開催のお知らせ

それぞれの参加者の学振申請書(特にDC1/DC2)の骨子を検討するワークショップを実施します。

【タイトル】ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう 実践編」
【概要】
日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)に応募する際に必要になる申請書(学振申請書)を作成するために、参加者自身に申請書の骨子となる内容を事前に作っていただき(後述)、それを相互評価することで、申請書の内容をブラッシュアップするワークショップを実施します。具体的には、事前にこちらで用意したワークシート(後述)に申請書の概要を記入してもらって、その内容を相互確認することでブラッシュアップを狙います。文系と理系で申請書の内容が大きく変わることから、ピアレビューのグループは文系と理系で分ける予定です。

私吉田は、申請書を作成すること自体が研究内容や計画の洗練につながると感じております。そこで、是非幅広く良い申請書を作成してもらい、より良い研究を行ってもらいたいと考えております(私自身、学生の頃にこういうワークショップがあれば良かったなと思っているものを実施したいと思っています)。

【事前に準備してもらいたいこと】
他者からのフィードバックももらえる仕組みを作りますので、事前に以下のワークシートを作成してください。

ワークシート: https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/2022.04.02_jsps_worksheet_template_v1.doc
ワークシート 作成例: https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/2022.04.02_jsps_worksheet_example_v1.pdf

【日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)について】
日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)になると研究に集中できる環境を手に入れられます。具体的には、研究員になると研究奨励金として毎月20万円支給され(返済なし)、毎年150万円以内の研究費が支給されます。また、特別研究員(DC)に採択された87.7%の方が10年以内に「常勤の研究職」に着任しています(出典: 令和2年度 特別研究員-DCの就職状況調査結果について https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/pd_syusyoku/r2_dcgaiyou.pdf 2022年3月15日参照)。

さらに、概要にも記述したとおり、特別研究員の申請書を作成することを通して、研究内容や計画が洗練されていくと感じておりまして、博士課程に進学する学生には是非申請書を作成してもらいたいと考えています。

【日時】2022年4月23日(土)19:00~21:00(ワークショップ終了後も来た質問に回答したいと思っておりますので、ご興味があればそちらもご参加ください)
【場所】Zoom: 詳細は申込後
【対象】学振申請書を作成する予定があり、事前にワークシートを作成できる方
【定員】300名
【費用】無料
【講師】東京大学 大学院工学系研究科 准教授 吉田塁
【サポーター】東京大学 文学部心理学専修 4年生 中條麟太郎
【申込】https://forms.gle/N3hwozAjxxmhbUEDA (実施日時の1時間前 〆切。YouTube 視聴の場合は申し込みの必要はありませんが、リマインドを受け取りたい方はお申し込みください)
【Webサイトhttps://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/2022-04-23-jsps-proposal-practice-ws/

【参加にあたって】
本ワークショップでは、他者と直接対話をしない個人ワークでの参加をしてもらいます(ただ聞くだけの参加は不可とします)。個人ワークでは、みんなの意見を賢く集約するツール LearnWiz One(EdTech 世界大会で優勝)を利用する予定です(https://one.learnwiz.jp/ )。

【講師紹介】吉田塁
東京大学 大学院工学系研究科 准教授。専門は教育工学(ファカルティ・ディベロップメント、アクティブラーニング、オンライン学習)。主な著書・訳書に「学習評価ハンドブック: アクティブラーニングを促す50の技法」「博士になったらどう生きる?」などがある。過去に学振申請書作成ワークショップを複数回実施した経験があり、これまでに100件以上の申請書改善に携わってきた。日本学術振興会特別研究員(DC1)採択(面接免除)の経験がある。

【注意】
・本講座の様子がスクリーンショットや参加者の発言も含めて、記事や教材等としてウェブサイト等に公開されることご了承下さい(個人の研究内容が公開されるようなことはないようにします)
・本ワークショップに参加することで、必ず採択につながるわけではないことご了承ください
・当方に重大な過失がない限りは、本ワークショップに参加したことによって発生した損害・損失について当方は責任を持ちませんので、その点ご了承ください

【イベント情報】
過去の資料や録画も含めて他のイベント情報は以下のページにまとまっています。
https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/events/

以上です。

是非多くの方にご参加いただきたいため、もしよろしければ本広報文をお知り合いの方やグループに拡散していただけると、大変ありがたく存じます。
みなさまのご参加お待ちしております!

どうぞよろしくお願いいたします。