OECD(経済協力開発機構: Organisation for Economic Co-operation and Development)の教育・スキル局(the Directorate for Education and Skills)が推進する Future of Education and Skills 2040 (E2040) の AI Curriculum Analyser プロジェクトにおける貢献が認められ、吉田がOECDから感謝状を受け取りました。
Future of Education and Skills 2040 (E2040) について
本取組は、OECDが21世紀の学生たちに必要な知識、スキル、態度、価値観に関する共通認識の構築を目指し、将来のカリキュラム設計、実施、評価に関する新たな知識の共有と創出において各国を支援する取り組みです。具体的には「2040年に向けた学習と教育」と「国際カリキュラム分析」の2軸で動いており、教育の役割に焦点を当てることで、より持続可能で創造的な未来に向けて社会を形作ることを目的としています。
詳細: https://www.oecd.org/en/about/projects/future-of-education-and-skills-2030.html
AI Curriculum Analyser プロジェクトについて
本プロジェクトは、AIを活用して参加国のカリキュラムについて「何を・どのように教えるか」を見える化し、21世紀型スキルや教科横断的な学びをより効果的に育てることを目指す国際的な取り組みです。具体的には、以下のような機能を持つツールの概念検証(PoC: Proof of Concept)を実施しています。
- カリキュラムの中で重要な力(創造性、批判的思考、AIリテラシー等)がどこにどの程度書き込まれているかを示すガイド機能
- 教師が授業案を考えたり、意図したカリキュラムとどれくらい合っているかを振り返ったりできるAIアシスタント機能
- 教師の質問や意思決定のパターンを分析し、政策立案や研修に生かすモニタリング機能
これらを通じて、教師の専門性と自律性を守りながらカリキュラム改革を支え、各国が経験や知見を共有できる新しい協働のしくみをつくることを目指しています。
授与を受けて
自分の専門性を活かした活動が、国際社会の教育発展へ貢献できたことを大変光栄に思います。
限られた時間のなかで、世界各国の教育関係者たちとミーティングを重ね、複数のプロトタイプを完成させられました。建設的な議論を交わし、協働してくれたエンジニアチームにも感謝の意を表します。
引き続き、自身の専門性やこれまでの活動を活かし、各国のニーズに基づいたAIカリキュラム分析ツールの構築のために精力的にOECDと協働していきます。