ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」を開催するにあたって、昔のものにはなってしまいますが、自分自身の学振申請書も共有しておこうと思います。
基本情報
タイトル: 微小電極アレイを用いた迷走神経刺激作用メカニズムの解明
申請年: 2011年
申請先: 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
結果: 採択(面接免除)
申請書本体: pdf
工夫した点
2022年度の申請書のフォーマットには、「現在までの研究状況」はなく、「自己評価」も形式が変わっていることから、ここでは特に「これからの研究計画」について工夫した点を当時を思い出しながらまとめます。
- 内容面での工夫
- 冒頭では、先行研究の課題を挙げるような学術的な背景に加えて、発病率や国内の罹患者数を提示するなどして社会的な背景も記述することで、研究に大きな意義があることを示すようにしている
- できるだけ取り組む課題の意義がわかるように大きな背景を最初に提示して、そこからスムーズに研究目的まで読めるように段々と課題・問題の具体化をしていきました
- 最初の方は図が入っていなかったのですが、先輩からのアドバイスで図が入れた方がわかりやすくなるというアドバイスを受けて、研究において重要になる概念図を作成しました
- 見た目的な工夫
- 見出しを作って、それぞれの項目で何が書かれているかをわかりやすくしました
- 下線ボールドを用いて、そこだけを読めばある程度申請書の内容がわかるようにしました