[4/2(土)・10日(日)19:00~] ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」開催のお知らせ

学振申請書(特にDC1/DC2)を作成する上でポイントになるところを共有・検討するワークショップを実施します。

【タイトル】ワークショップ「より良い学振申請書(DC1/DC2)を作ろう」
【概要】
日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)に応募する際に必要になる申請書(学振申請書)を作成する上でポイントになるところを共有・検討するワークショップを実施します。採択された際のメリットも大きいのですが、申請書を作成すること自体が研究内容や計画の洗練につながると私吉田が感じております。そこで、是非幅広く良い申請書を作成してもらい、より良い研究を行ってもらいたいと考えております(私自身、学生の頃にこういうワークショップがあれば良かったなと思っているものを実施したいと思っています)。
ワークショップでは、まず学振申請書を作成する際に留意しておくと良いこと、参考情報などを共有します。そして、私が応募時に作成した申請書の例を挙げて、良いところ改善できるところを検討してもらうことで、良い申請書の理解を深めてもらいます。最後に質疑応答も行います。それらの活動を通して、良い申請書を作成するためのコツを理解してもらえれば嬉しいです。
もし希望が多ければ、参加者自身の学振申請書の内容をブラッシュアップするワークショップを2022年4月23日(土)19:00-21:00で実施することも検討しています。そのようなワークショップがあると嬉しいと思われる方は下記の申し込みフォームにてその希望をお伝えいただければ幸いです(ワークショップ実施する場合は別途開催案内を広報します)。

【日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)について】
日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)になると研究に集中できる環境を手に入れられます。具体的には、研究員になると研究奨励金として毎月20万円支給され(返済なし)、毎年150万円以内の研究費が支給されます。また、特別研究員(DC)に採択された87.7%の方が10年以内に「常勤の研究職」に着任しています(出典: 令和2年度 特別研究員-DCの就職状況調査結果について https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/pd_syusyoku/r2_dcgaiyou.pdf 2022年3月15日参照)。

さらに、概要にも記述したとおり、特別研究員の申請書を作成することを通して、研究内容や計画が洗練されていくと感じておりまして、博士課程に進学する学生には是非申請書を作成してもらいたいと考えています。

【日時】同じ内容のワークショップを2回開催します(同じですが両方出ていただいても構いません)。
・2022年4月2日(土)19:00~20:00
・2022年4月10日(日)19:00~20:00
(ワークショップ終了後も来た質問に回答したいと思っておりますので、ご興味があればそちらもご参加ください)
【場所】Zoom もしくは YouTube Live(時間になったらアクセスしてください)
  Zoom: 詳細は申込後
  YouTube Live(4月2日用): https://youtu.be/UxzZ0iNh74s
  YouTube Live(4月10日用): https://youtu.be/IHda4GqNPJA
【対象】学振申請書を作成する予定がある方、作成に関わる方
【定員】Zoom参加は300名,YouTube Live 視聴・参加は無制限
【費用】無料
【講師】東京大学 大学院工学系研究科 准教授 吉田塁
【サポーター】東京大学 文学部心理学専修 3年生 中條麟太郎
【申込】https://forms.gle/cqHvN4Tt3qGn599X9 (実施日時の1時間前 〆切。YouTube 視聴の場合は申し込みの必要はありませんが、リマインドを受け取りたい方はお申し込みください)
【Webサイト】https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/2022-04-02-10-jsps-researcher/

【参加にあたって】
本ワークショップには、以下のいずれかの形式で参加可能です。

・ただ聞くだけの参加(聴講)
・他者と直接対話をしない個人ワークでの参加

個人ワークでは、みんなの意見を賢く集約するツール LearnWiz One(EdTech 世界大会で優勝)を利用する予定です(https://one.learnwiz.jp/ )。
YouTube Live でも参加は可能ですので、お気軽にご参加ください!

【講師紹介】吉田塁
東京大学 大学院工学系研究科 准教授。専門は教育工学(ファカルティ・ディベロップメント、アクティブラーニング、オンライン学習)。主な著書・訳書に「学習評価ハンドブック: アクティブラーニングを促す50の技法」「博士になったらどう生きる?」などがある。過去に学振申請書作成ワークショップを複数回実施した経験があり、これまでに100件以上の申請書改善に携わってきた。日本学術振興会特別研究員(DC1)採択(面接免除)の経験がある。

【注意】
・講座の様子は YouTube で配信される予定で、後に録画も公開されることご了承ください
・録画には、Zoom 参加者の名前などが含まれうることをご了承ください(公開されても問題ない表記名にご変更ください)
・本講座の様子がスクリーンショットや参加者の発言も含めて、記事や教材等としてウェブサイト等に公開されることご了承下さい
・本ワークショップに参加することで、必ず採択につながるわけではないことご了承ください

【イベント情報】
過去の資料や録画も含めて他のイベント情報は以下のページにまとまっています。
https://edulab.t.u-tokyo.ac.jp/events/

以上です。

是非多くの方にご参加いただきたいため、もしよろしければ本広報文をお知り合いの方やグループに拡散していただけると、大変ありがたく存じます。
みなさまのご参加お待ちしております!

どうぞよろしくお願いいたします。