2025年11月28日20:00~21:00に、イベント「教育現場における NotebookLM の活用」(開催の広報記事)を開催しました。この記事では、その開催報告と振り返りを記述します。
概要
本イベントでは、Googleが提供する NotebookLM について、基本的な使い方や活用例を紹介しました。
また参加者の皆さまからもたくさんの活用例やアイデアをご共有いただき、インタラクティブに幅広い情報共有の場となりました。
資料(スライド・動画など)
LearnWiz One(意見交換用テキストツール)
アンケート
アンケート結果の一部をこちらに記載いたします。YouTube の最大同時視聴者数は 107名で、40名の方が回答してくださいました。
イベントの全体評価
イベントの良かったところを教えてください
- 実践事例の共有
- 他の方の実践がヒントになります。
- NotebookLMのことがよくわかりました。
- 事例の共有が有意義でした
- 実践事例共有
- 具体的に例があってよくわかりました!
- NotebookLMの最新の使用法を知ることができ、大変参考になりました。ありがとうございました。
- 他者の参考事例を共有できたこと
- 他の人のアイディアを知れたところ
- 具体的な画面や生成物を見せていただけたこと、先生方の活用事例を拝見できたこと
- 秘伝のタレになりがちな応用方法を見れる貴重な機会をありがとうございます
- 教育にフォーカスしているところです。
- 具体事例の共有に刺激を受けました!
- 他の参加者の実践例も詳しく知ることができた
- NotebookLMの操作・実例が理解できました。
- notebookLMの概要を改めて整理できたところ
- 他の方の実践が伺えたこと”
- 分かりやすかったです!実践例も大変参考になりました。
- 具体的でわかりやすかったです。
- しかるべきリーダーの下、広範囲な参加者で情報共有できたところ
- 皆様の様々な利用方法が勉強になった
- 他の参加者の方の活用事例が知れて良かったです。
- いろいろな人の活用を共有できたところ
- 吉田先生の説明が分かりやすかったことに加え、参加者の皆さんの活用方法が現場の仕事と課題に応じていて、大変参考になりました。
- 小売業に従事していますが、参考になる事例が多くて、(例えば、議事録作成や、従業員教育の資料作成など)学びが多かったです。
- Notebook LMについて実際に取り扱ったイベント自体少ないので良かったです
- 実践に結びつくアイデアをたくさんいただけました。
- 新しい情報やNotebookLMの活用についてたくさん知ることができました!
- NotebookLMの基本を押えていたところ、他者の実践を共有できたこと
- 具体的な事例を知ることができたところ
- NotebookLMで何ができるかを具体的に教えていただけたこと。
- 吉田先生のお話が分かりやすかったです。NotebookLMを使ってみるものの、どのように活用するのが”適切”なのか手探りですが、本日のお話を伺い、基本を知れた気がします。ありがとうございました。
- 他の先生方の活用事例が大変参考になりました。ぜひこちらの情報をまとめてどこかに共有していただけると嬉しいです。
イベントの改善できるところを教えてください
- 特にありません。
- 特にありません
- 特にありません。
- 他の方の実践、それに対するコメントはもっと聞いてみたいです
- 実践について、自分の知識が正しいか、セキュリティ的に問題ないかを自分だけで判断するのが大変なので、自分の実践でなくても吉田先生のコメントがいただけると非常に助かります
- ありません
- 1時間の使い方を事前に示していただけると、聞きながらコメントを準備できそうです。
- 特にないです
- 特にありません。
- あくまですでに活用している立場で言えば、前半はもう少し短く深くしても良かったかもしれません。
- 1時間という限られた時間ですが、何かStudioの1つの機能に特化した内容動画も配信していただければと思いました。
- 他の方の実践例がたくさん出ていたので読む時間がもう少しあるとありがたかったです。
今後扱ってもらいたい生成AI関連のテーマ
- 生成AIの活用にかかる学内ガイドラインや関連規程の制定
- 大学における生成AIに対するエッセイ対策
- 効果的なプロンプトの書き方
- 生徒支援
- 生成AIの進化に合わせた、著作権について
- 生成AI応用全般における要配慮個人情報の取り扱いだけに絞った分野をまたいだイベントが見たいです
- 文章自体を生成AIで書いた卒業論文についての意義など
- 教員間の生成AIに関するリテラシー格差をどう埋めればよいかについて興味があります。
- 校内研修会一年間のまとめをA4版2枚で作成するために効果的な生成AIの種類と活用方法
- 研究目的の文献レビューへの活用方法
- さらに詳しい、NotebookLMの活用事例の紹介
- AIを活用したワークフロー作成(できれば無償版アカウントで完結できる例:GemとGASでのフロー作成)
- 各種生成AIの実際に授業での活用や注意点をそろそろ再整理しても良いくらい機能が増えてきたと感じます
- 生成AIを教育現場で活用することのリスクについて、漠然とした心配があります。思考力であるとか、創造性であるとか、生徒が考えなくなってしまうのではないか。吉田先生のお考えを是非、伺わせていただきたいと思います。
- Notebook LM、Gemini、ChatGPT、Perplexity, などの使い分け講座
- 協働の場面や生徒の「見取り」の場面での活用について
- 児童生徒学生などの情報活用能力の育成との関係について。
振り返り
勉強になる実践例やアイデアをありがとうございました
今回はNotebookLMにフォーカスしたイベントで、多くの方にご視聴・ご参加いただきました。
前半は私から基本的な使い方等の情報提供やデモンストレーションを行い、後半は実際の活用例や実践例、アイデアを参加者の皆さまからご共有いただきました。
すでに実践レベルで活用されている先生方の活用例について私自身勉強になることが多く、またこれから使ってみようと思われた参加者の方々も多かったようで、有意義なイベントになったことを大変嬉しく思います。
LearnWiz Oneに皆さまからの投稿を残しているのでぜひご覧ください!
今回の評価結果も非常に高く、実施して良かったと感じています。
今後も継続的に実施していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おわりに
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
これからもより良い学びの環境を提供したいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
東京大学大学院工学系研究科 准教授 吉田塁